概要
ゲストはAirbnbで、まず写真を見て選びます。けれども、写真映えだけを狙って整えた部屋は、実際に泊まると期待を裏切り、低評価につながります。私たちの室内アップグレードは、二つを同時に目指します。掲載写真で選ばれること、そして泊まって心地よいこと。この二つは矛盾しませんが、京都の古い家の中で両立させるのは簡単ではありません。
京都で宿泊に向く物件の多くは町家で、光が入りにくく、階段が急で、畳があります。北欧風やモデルルーム的なテンプレートをそのまま当てはめても、長持ちもせず、なじみもしません。私たちはまず、その物件の条件(採光、動線、収納、客層)を読み取ったうえで、家具、照明、ソフトファニシングを決めます。必要なところに光を入れ、実際に泊まった人だけが気にする細部、荷物をどこに置くか、ケトルをどこに据えるか、夜に部屋へ戻る動線が無理なくたどれるかを、一つずつ確かめます。実際の町家の例は、西院町家の室内施工記録をご覧ください。
私たちは、完成予想図やコンセプト案は作りません。京都の地元チームとして、選定、購入、現場での設置まで自分たちで行うため、仕上がりが早く、何かあったときに連絡できる相手がいます。整え終えたあとは、掲載写真の撮り直しと更新が必要になり、これは民泊の運営管理と合わせて行い、写真、価格設定、再掲載が連動して動きます。室内の仕上がりの良し悪しは、最終的に成約率と評価に表れますが、どれだけ改善するかは立地、価格設定、運営にも左右されるため、それ単体で数字を保証することはしません。
私たちは2019年から京都で民泊を運営しており、しつらえる物件は自分たちで運営し、ゲストと評価に向き合っているものばかりです。だからこそ、どんなしつらえが実際の宿泊にも、写真にも耐えるかが分かります。既存の物件を改善したい場合は、現状の写真をお送りください。改める価値があるか、どこに手を入れるのが最も効くかを、まずお伝えします。

室内アップグレードは、大がかりな改修が必要ですか。
必ずしもそうではありません。照明を変える、家具の配置を見直す、ソフトファニシングや必要な収納を補うだけでも、写真と宿泊体験は目に見えて良くなります。まず現状を見て、少ない費用で効く箇所と、手を入れる価値のある箇所を見極めます。
設計案や完成予想図は作ってもらえますか。
作りません。完成予想図やコンセプト案は手がけず、京都の地元チームが選定、購入、設置まで直接行い、実際の宿泊と撮影に合わせて部屋をしつらえます。
しつらえたあと、撮り直しと掲載更新もしてもらえますか。
はい。しつらえと撮り直し、掲載更新は連動しており、通常は運営管理と合わせて行うため、写真、価格設定、掲載がそろって更新されます。
室内アップグレードでどのくらい収益が上がりますか。
良いしつらえは成約率と評価に表れますが、どれだけ上がるかは立地、価格設定、運営にも左右されるため、それ単体で数字を保証することはしません。まず現状を評価し、どの変更が最も価値があるかをお伝えします。